金脈ってこんな感じ 2021-8-22
皆さん金脈を見たことありますか?
私は言葉では聞いたことはありましたが、実物を見たことなどありませんでした。
知人に金鉱発掘家がいて、精製前の金脈石の原石を借してくれました。
オーストラリアには各地に色々な種類の鉱山があるのですが、これはノーザンテリトリーに接するクイーンズランドの鉱山から採取してきたものだそうです。
金属探知機を使って掘り出したそうです。
何トンにもなる原石の山をノーザンテリトリーに持ち帰って、その原石のいくつかがこんな感じです。
本当に血管のように金の層が脈のように走っている!
金脈とは名前の通りだなと納得してしまいました。
これだけの原石からどれだけの金が取れるんでしょうか。謎です。
このような原石は機械で粉砕して精製されるんですが、娯楽目的や小さな規模の金発掘の場合にはGold Panning といって平たい金属製のトレイを使って金を探すという方法もあります。
下のビデオでどんなふうにパンニングをするか見せてくれています。
youtu.beお皿に泥石を入れて、水で洗い流しながら大きな石を取り除いていきます。
金は他の金属、石に比べると重量が思いので最後までお皿に残るはずなんです。
簡単そうに聞こえますが、これが結構難しい!
それに、すくった泥石の中に必ずしも金が隠れているとは限らないので、根気と時間がいります。
ナゲットと言われる小さな金塊が見つかることがまれにあるそうですが、大概は金の屑のような本当に小さな破片が見つかる程度のようです。
ノーザンテリトリーではパイン クリークという町で毎年5月下旬か6月上旬の週末にゴールドラッシュ フェスティバルが開かれます。
その中でも一番の目玉がゴールド パンニング チャンピオンシップです。
私たち家族も数年前に行ってパンニングに挑戦してみました。
収穫は微々たるものでしたが、そのプロセスが楽しかったです。
興味のある方は行ってみてください。